この記事では、2024年7月適用のリミットレギュレーションで個人的に注目しているカードを解説していきます !
2024年1月のリミットレギュレーションの記事はこちら!
カタパルト・タートル →禁止
元祖射出モンスターが遂に禁止カードに・・・
2014年に射出がターン1制限になるというサイレントエラッタがあったのに、結局禁止かぁ
「輝光のデュエリスト編」で登場した新規タキオンカードによってワンキルルートが確立されたのがまずかったですね
ワンキルルートって具体的にどんなものなの?
召喚権を使わずにレベル8モンスターを3体並べ、「神影金龍ドラッグルクシオン」をエクシーズ召喚します
「神影金龍ドラッグルクシオン」①効果で「銀河眼の時源竜」をサーチし特殊召喚、②効果で「聖刻天龍-エネアード」などをエクシーズ召喚します
「銀河眼の時源竜」の②効果で「時空の七皇」をサーチし、「時空の七皇」の効果で「カタパルト・タートル」をサーチします
「銀河眼の時源竜」と残りのレベル8モンスターで「No.97 龍影神ドラッグラビオン」をエクシーズ召喚、「No.97 龍影神ドラッグラビオン」の②効果で「No.100 ヌメロン・ドラゴン」などをエクシーズ召喚します
「No.100 ヌメロン・ドラゴン」①効果を発動し、場の合計ランクが17なので攻撃力が17000になります
「No.97 龍影神ドラッグラビオン」をリリースし「カタパルト・タートル」を通常召喚、「カタパルト・タートル」で「No.100 ヌメロン・ドラゴン」を射出することで8500のバーンダメージを与えられるので先行ワンキル成立です
「聖刻天龍-エネアード」を横に並べて展開出来るので、ヴェーラーや夢幻泡影といった誘発はケアすることが出来ますね!
でも召喚権を使わずにレベル8モンスターを3体並べるのって難しいんじゃ?
「無限竜シュヴァルツシルト」や「ホルス」ギミックであれば、容易にレベル8モンスターを3体並べることが出来ます
フィールド魔法をサーチできれば、ホルスギミックを展開できるから、かなり安定があるワンキルデッキなんだね
ですね、さらに単体で機能しないコンボ札も「カタパルト・タートル」くらいなので手札事故が先行ワンキルにしては低めになっています
先行ワンキルできる「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」も制限になったし、KONAMIからすると安定して先行ワンキルするのはNGって感じなのかな~
昔からKONAMIは先行ワンキルやハンデスに厳しいですからね、SNSなどで話題になった時点で規制待ったなしということです!
カイザーコロシアム →禁止
裁定が複雑な制圧カードが禁止カードに!
昔は閃刀姫とかの展開するモンスターが少ないデッキが使ってた制圧カードだったけど、最近では天盃龍や転生炎獣など様々な環境デッキが使うようになってたよ
先行では制圧カードとして強いのはもちろん、ニビルケアになるのも強い点ですね
後攻ではややバリューが落ちますが、それでもこちらもモンスターが単騎なら、破壊時のリクルートなどの相手ターンでの展開を防げるのは強力でした
先行でも後攻でも腐らない制圧カードってコト!?
ですね、現代遊戯王では強いカードになりすぎましたね
やっぱニビルケアになったりする裁定がなぁ~!
サモンリミッター →制限
召喚・特殊召喚を制限する永続罠が一気に制限カードへ
虚無空間が禁止になった後に、先行の詰めカードとして採用が増えていたカードだよね
ですね、先行制圧をされた状態でこのカードの発動が通ると、巻き返しが一気に厳しくなります
「スキルドレイン」、「センサー万別」、「群雄割拠」とかの強力な永続罠の規制が続くね
これらの永続罠はモンスターの展開を制限するものなので、現代遊戯王の主流であるモンスター効果で破壊するのが難しいんですよね
メインデッキにサイクロン系列を入れればいいのかもしれませんが、複数枚入れないと引けないので、結局は永続罠が通ったら勝ちという状況になりがちです
罠パカもついに許されなくなったのか・・・
マジェスペクター・ユニコーン →制限
マジェスペクターの切り札が禁止から帰ってきました!
対象・破壊耐性を持っている上に、フリーチェーンでバウンスできるという破格のカードだよね
9期の対戦を思い出すと、耐性の影響で異様に嫌われていた記憶がありますね
不快罪!?
マジェスペクターは「PHANTOM NIGHTMARE」で強化されたので、近々緩和されるのではないかと言われていましが、その通りになりましたね
マジェスペクターでは使われるのは分かるけど、他のデッキでは使われるの?
マジェスペクター以外のペンデュラムデッキでも採用候補になると思いますが、テーマ外カードの上振れ札となるので、環境レベルでの採用は難しいと思います
捕食植物オフリス・スコーピオ →無制限
捕食植物の展開要員が制限から無制限に緩和されました!
「捕食植物オフリス・スコーピオ」は自身の効果で、「捕食植物ダーリング・コブラ」を特殊召喚して、フュージョン・融合カードをサーチするっていう動きが一番有名だね
ですね、「植物リンク」で大暴れしていたので覚えている人も多いと思います
12期の遊戯王でも強力なカードだと思いますが、手札コストが必要な点やうららに弱い点などを加味して緩和されたものと思います
緩和されたのは良かったけど、捕食植物以外で採用するデッキはあるのかな?
「LEGACY OF DESTRUCTION」で登場した「蕾禍」などとはかなり相性が良いと思いますよ!
「捕食植物オフリス・スコーピオ」で、「捕食植物ダーリング・コブラ」を特殊召喚し、「捕食植物ダーリング・コブラ」の効果で「簡易融合」をサーチすれば、「アロマセラフィ-ジャスミン」から「蕾禍ノ毬首」をリクルートすることが出来ます
やっぱり植物リンクに採用されていただけあって展開力は光るものがあるね!
まとめ
2024年7月適用のリミットレギュレーションについて見ていきました!
原作カードの「カタパルト・タートル」が遂に禁止に!
サイレントエラッタだけじゃ、射出カード規制の波からは逃れられませんでしたね・・・
他にも「カイザーコロシアム」が禁止になったり、「サモンリミッター」が制限になったよ
メインデッキに魔法罠除去が採用されなくなった現代遊戯王では、行動を縛る永続魔法・罠を許されなくなったことが分かりますね
他には「マジェスペクター・ユニコーン」が禁止から緩和されたり、「捕食植物オフリス・スコーピオ」が無制限に!
どちらも12期の遊戯王でも遊べるカードなので緩和が嬉しい人も多いと思いますよ
まぁ「マジェスペクター・ユニコーン」は対戦相手的には全くうれしくありませんが・・・
そういえば今回のリミットレギュレーションではベアトリーチェは禁止を免れたね
ベアトリーチェが禁止候補になったのは、デモンスミスギミックで召喚権を使わずに特殊召喚出来るようになったからなので、デモンスミス側を制限すれば済むのはKONAMIも分かっているんだと思いますよ
カードを売る、カードを規制する、「両方」やらなくっちゃあならないってのがKONAMIのつらいところだな
面白かったら、バナークリックお願いします