こういう技術は使い方を共有し広めることで発展していくと思うので、
マンボウでも分かるようにNovelAIの使い方を紹介しつつ、
実例としてこのブログ用のオリキャラを作っていきたいと思います
2022年1月14日にローカル版AIイラストについて追記しました
NovelAIの使い方
NovelAIの使い方ですが、
まず下図の”Image Generation”より、画像作成ページに移動します
その後、画像作成ページ上部の入力欄（下図赤枠）に
プロンプト（いわゆる呪文）を入力し、画像を作成します。
また画像生成時に、サイト内ポイント:Anlas（通称:ア〇ル）が消費されます。
画像作成を行うのには、会員登録する必要がありますが、
無料会員が存在しないので、
まずは一番安いプラン（10＄）で加入し、
もっと遊びてぇってなったら、
画像を作成し放題になる最高額プラン（25＄）に移行するのがおすすめです
最高額プランは、i2i機能や2枚以上の同時生成などを使わなければ、
無限に画像を作成することが出来ます
会員登録方法については、
”novelai 会員登録”で調べると詳しく書いてあるので、
そちらを参考にしていただければと思います。
呪文作成について
無事登録が完了したら、呪文を唱えていきます
呪文作成には、
このAIの学習に使用された”Danbooru”のタグが一番参考にしていきます
”Danbooru”は無断転載サイトなので、活用するかは個人の判断に任せますが、、、
早速オリキャラ用の呪文を作成したいと思いますが、
その前にイメージ図を作成します
僕がキャラクターの絵を描くと、人の形を保っていないので、
キャラメイカーやコイカツ、カスタムメイドなどで
下の画像のような、キャラクターイメージ図を作成しています
作成したイメージ図を、
danbooruでのタグ付けを予想してくれる”DeepDanbooru ”
というサイトにアップロードします
アップロード後、予想タグ一覧が表示されるので、
必要なタグをメモ帳などにコピーします
このタグ達を”,”で区切っていくと呪文になります。
この呪文でも絵を作成できるのですが、
絵のクオリティを上げる”masterpiece”,"digital"を追加して、
プロンプト入力欄に入力し、絵を作成していきましょう
masterpiece,digital, 1girl,bangs,bare_shoulders,
black_ribbon,blush,closed_mouth,
collarbone,gradient,
gradient_background,
white_background,hair_ribbon,long_hair,
long_sleeves,
looking_at_viewer,
off-shoulder_dress,off-shoulder_shirt,off_shoulder,
pink_hair,red_eyes, ribbon,solo,twintails,upper_body,{smile},loli
おおよそイメージ図と一致していますね
これで完成でもいいのですが、
もう一人キャラクターを作成したいので、
統一感が出るように絵柄の指定をしたいと思います
個人的に、アニメ塗りが好きなので上の呪文に”anime”を追加し、
再度詠唱します
うっすらとアニメっぽくなりましたが、もっとアニメに近づけたいので、
Animeを強調します
呪文内の要素を強調する方法ですが、
呪文内のAnimeタグを｛｝で囲うと強調されます
逆に[]で囲うと要素が弱体化します
ついでにmasterpieceも一緒に強調し、以下のような呪文を詠唱します
{{masterpiece}},digital, 1girl,bangs,
bare_shoulders,black_ribbon,blush,closed_mouth,
collarbone,gradient,
gradient_background,
white_background,hair_ribbon,long_hair,
long_sleeves,
looking_at_viewer,
off-shoulder_dress,off-shoulder_shirt,off_shoulder,
pink_hair,red_eyes, ribbon,solo,twintails,upper_body,{smile},loli,{{{{{anime}}}}}
だいぶアニメっぽくになりましたね、
かなりうまくできたのでブログのサムネにしてしまいました
こんな感じの絵柄を指定する呪文はまだまだあるので、いろいろと調べて見てください
こんな感じで絵柄を指定しつつ呪文を詠唱し、
ピンクのツインテールと銀髪サイドテールオリキャラを作成したました
絵柄に統一感もあり、いい感じです
このブログはノンアフィなので、このキャラ達を今後の記事に使っていこうと思います
また版権キャラを作成する場合には、”キャラ名 Danbooru”などで調べて、
Danbooruで使用されているタグやキャラ名を確認します
一応遊戯王ブログなので、
例として、ブラックマジシャンガールを題材に絵を作成していきたいと思います
まぁBMGは有名キャラなので、
Dark Magician Girl (yo-gi-oh!)と
Novelaiのプロンプト入力欄に入れれば、下図の絵が作成されます
よく見ると服装が公式とだいぶ違いますが、
簡単な呪文でこれだけ再現できれば十分ですね
i2i
今までは呪文だけで、絵を作成していましたが、
複雑な構図やキャラの再現には呪文だけでは、限界があります
そういう場合には、
呪文と元になる画像を指定し、その画像をもとにAIに絵を作成してもらう、
”Image 2 Image”（通称:i2i) 機能を活用します
実際にこの機能を使って、
あの有名な”ラーメンを食べる樋口円香”を作成していきたいと思います
まずはI2iを使用せずに、適当な呪文を詠唱し、画像を作成します
{{higuchi_madoka}},1girl, brown_eyes, brown_hair,short_hair,
hairclip,{expressionless}, hooded_jacket, grey_skirt,cowboy shot,Throwing Ramen
まったくラーメン食べてないですし、手がめっちゃ熱そうですね
なので、元になるラーメンを食べている画像を用意します
ラーメンを食べている人のフリー写真を参考に、
適当にペイントで絵を描いてきました
ラフと呼べるレベルのものではありませんが、
AI君に伝わってくれるように祈ります
この画像をnovelai上部の”upload image”(下図赤枠内)より、読み込ませます
画像のみだと、画像を作成できないので、上記の呪文を詠唱し画像を作成します
うーん、元の画像のラーメンを食べている部分を参考にしてくれませんね
理由としては、横の設定値（下の赤枠）が関係しています
”Strength”の値が1に近づくと、呪文の内容を重視します
一方、値を0に近づけると元になる画像の方を重視します
noiseはよくわからないので、個人的は0にしています
上の画像は”Strength”が0.8くらいで作成したものになるので、
”Strength”の値を下げます
だいたい”0.5”くらいだと画像をもとに書いてくれるますが、
元の絵がかなり適当なので、”0.55”くらいで指定し再作成します
流石AI様、細部はぐちゃぐちゃですが、元のイメージからうまく書いてくれています
この作成された画像を修正し、”upload image”で修正した画像を指定し絵を作成する
を繰り返していけば、いつかラーメンを正常に食べる樋口円香が作成されるはずですが、
僕の今月分のア〇ルが尽きてしまったので、
上記の方法を活用し、ぜひ自分の目で確かめてください...
ローカル版イラストAI
2023年現在のAIイラストの主流はローカル版です！
ローカル版では画風の固定などカスタマイズが出来て、かなり自由にAIイラストを生成することが主流になった理由の一つです！
またローカル版は、イラストの生成が無料かつ無制限になっています
ゲームが遊べるそこそこスペックがあるPCがあれば簡単に導入出来るので、興味があれば上の記事を参考にローカル版AIイラストを導入してもらえればと思います！
最後に
NovelAIは好きなキャラやマイナーキャラの画像や特殊性癖向けの画像を作ったり、
今回みたいにブログ用のオリキャラやTRPGの立ち絵が簡単に作れる夢の技術だったのに
金の話や絵師VSAIの流れに持って行ったアフィブログ
アタイ許せへん
まぁこんな技術が登場したら
そういう流れになるのも仕方がなくない？
で実際絵師の仕事ってなくなるの？
現在は固定の絵柄で難しい構図を作成するのが難しいので、
仕事がなくなることはないと思いますよ
まぁ一年くらいしたら、
絵柄も固定できるようになると見込んでますが
そもそもi2iの項目でも紹介しましたが、
難しい構図用のラフ作成や手の作画ができた方が
絵の完成度が高くなるので、
AI絵の作成においても絵が描けた方が優位ですね
結局使う人次第ってコト！？
あと今後はこの記事で作成したキャラを使った会話ブログになるので
よろしくお願いします
令和にオリキャラ会話ブログ！？
