この記事では、最近消費したコンテンツのレビューをしていきたいと思います!
テレビ
LIVE STAND 22-23
地上波の年末特番でおっと思う番組がなかったので、BSよしもとで放送されていた「LIVE STAND 22-23」を見ました
LIVE STANDってなにもんなんじゃ?
東京、大阪、福岡で開催された吉本興業主催のお笑いイベントで、映像化されたものがBSよしもとで放送されていました
放送されていたLIVE STANDは漫才師の人たちが4分でネタをするというよくあるネタ番組のような構成で、年末に見るにはちょうど良かったですね
またこのイベントは大阪城ホールを満員にしたそうで、会場を回るコーナーではお客さんでホールが埋め尽くされていました
大阪城ホールは8000人くらい収容できるから、それくらいの人が来場したんだね~
ネットによくいる「M-1の時だけお笑い評論家タイプ」の人間なので、お笑いのイベントに参加する人達がどういった客層なのかが分かり興味深ったですね
M-1の時だけお笑い評論家タイプとかいうネットのお笑い軍師!?
ちなみにどんな客層だったの?
映像で見た限りですが、現地イベントということで年齢層は若く、性別に偏りはなかったですね
ただ若い女性のほうが熱意は高いような気がしましたね、「推し」芸人のうちわなどを作っていたので
若い女の子がいっぱいいる上に8000人の前で漫才してワーキャー言ってもらえるなら、ネットでなにを言われてもお客さんに向けて漫才するよなぁ・・・
芸人がバンドをしたり踊ったりする会場があったり、物販コーナーなどもあったのでアイドルのライブのような一面もありましたね
余談ですが、BSよしもとのCMが凄いなと思いました
SDGsのCMも吉本タレントだけで回していましたし、アイドル番組やVtuberの宣伝もあり、とりあえず流行りに乗るタイプなんだなと感じましたね!
はえ~
漫画
コミック百合姫 2024年1月号&2月号
今年の表紙はフカヒレさんですね
Vtuberの「戌神ころね」のキャラデザとかで有名なイラストレーターさんだね
個人的にはVITAの隠れ良ゲーである「限界凸騎 モンスターモンピース」の印象が強いですね
脱衣カードゲームとしてはそこそこ出来が良かったんですが、なぜ続編はカードゲームじゃなくてRPGになってしまったのか・・・
カードゲーム要素が邪魔だったんやろなぁ・・・
漫画のレビューに戻ると、「君と綴るうたかた」が完結直前ということで物語最大の山場に
「君と綴るうたかた」はジャンルとしては難病ものだから、夏織がこうなることも分かってたけどやっぱりショックだね
難病ものの本質は死に様で決まりますからね、最後に夏織さんが幸せだったと思えたらそれは救いなんですよ
と「イリヤの空、UFOの夏」で有名な秋山瑞人さんが対談で語っていました
そんなガイ先生みたいなことを!?
また「平良深姉妹はどっちもヤんでる」も新展開で面白かったですね
新キャラであるきゃ泣さんも闇を抱えてそうですが、セラさんが人生の成功ルートに入るにはきゃ泣さんの船に乗るしかありません
船に乗ると妹のキラさんの意向と対立し波乱が起きそうなのがいいですね
平良深姉妹は連載が安定しているのもイイね
真説ボボボーボ・ボーボボ:1~7巻
[第3話]真説ボボボーボ・ボーボボ - 澤井啓夫 | 少年ジャンプ+
あの伝説の作品「ボボボーボ・ボーボボ」の続編です
ネットでの評判が悪いのは知っていましたが、全部読まずにいるのもなぁ~ということで全巻読破しました!
結論からいうと、ネットの評判は正しかったなぁ・・・と
無印ボボボーボは神漫画扱いなのに、なんで続編になると評判が悪いの?
まず無印と違い、ギャグでドラゴンボールのパロディを連発されるところがなんとも言えません
さらに序盤は天の助もおらず、代わりの新キャラであるガ王がパーティに馴染んでいないのも厳しいところです
ガ王はラスボスであるツル・ツルリーナ3世のペットという伏線もあったのですが、いつのまにかパーティから消えていました・・・
ガ王の霊圧が消えた!?
作中にまったく登場しなくなったので、影の薄くキャラ以上に漫画から消えているんですよ
さらになぜ評判が悪いのかを考えると、ボーボボ世界における「ハジケ」の弱体化が大きいと思いますね
そもそもボーボボ世界では、相手を自分のペースに巻き込むが重要になっています
出典:ボボボーボ・ボーボボ11巻
このシーンがそれをよく表していますね
首領パッチと天の助が相手を自分のペースに巻き込もうとボケますが、対戦相手であるJもボケることで相手にペースを渡さず反撃しています
さらに反撃された首領パッチと天の助は再度ボケて、自分のペースに持ち込むことでダメージを抑えています
作者の人そこまで考えてないと思うよ
この考えは真説の7巻ではっきり描写されていて、「ハジケ」の本質が自分のペースに相手を巻き込むことであるのが分かりますよ(ダイマ)
えぇ・・・、でも作品の根幹である「ハジケ」って弱体化するようなものなの?
真面目な戦闘シーンが書きたかったようで、真説では「ハジケ」による攻撃は弱体化し通常首領パッチと天の助は敵にダメージを与えることが激減しています
また「ハジケによる攻撃」が弱体化したことで、ポコミのようなハジケがなくても強い味方キャラも増えて、真拳バトルが単調になったというも大きいですね
真拳バトルは強弱がはっきりしているため、格上相手に勝てません
ボーボボ世界ではこの差を埋めるために「ハジケ」という概念があり、ボーボボを筆頭に「ハジケ」で格上相手にも勝つことが出来るようになります
作中で強キャラクター扱いであるソフトンさんが、章ボスのような格上キャラに勝てないことからもこのことが言えますね
「ハジケ」で格上相手を倒すというのは、ボーボボの面白さに繋がっていたと思うので「ハジケ」の弱体化は残念です・・・
「ハジケ」は真拳バトルを奥深くしていたんだね~
ジョジョやハンターハンターのような能力バトルが導入されたジャンプにおいて、「ハジケなしの真拳バトル」で戦うのは難しいと言わざるを得ません・・・
とはいえ最終話ではボーボボたちの旅の終わりと始まりが描かれていて、しんみりしつつも読了感は良かったですね
やっぱりボーボボは名作ってコト!?